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2026/03/13 09:00
「仕事帰りにふと立ち寄る公園のベンチ」 「休日の午前中だけ過ごす、静かなブックカフェの片隅」
皆さんにはこうした“小さな居心地の良さ”を感じる場所はないでしょうか。
このような、家でも職場でもない拠りどころのような空間を「サードプレイス(第三の居場所)」と呼びます。
そこでは誰の役割でもなく、“自分として”過ごせる時間が流れています。
サードプレイスとは
サードプレイスという考え方は、アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが1980年代に提唱した概念です。彼は、人が日常的に行き来する場所を大きく3つに分類しました。
・ファーストプレイス:自宅
・セカンドプレイス:職場や学校
・サードプレイス:そのどちらでもない、心地よく過ごせる第三の場所
20世紀後半のアメリカでは、郊外化と車社会の進展により、人々の暮らしが家と職場の往復に偏りました。
その結果、近所の関係性や地域の交流や役割から自由になれる時間が失われつつありました。
オルデンバーグはこの状況を問題視し、カフェや公園など“家でも職場でもない場所”が、人を自然体に戻し、社会の活力を支えると考えました。
サードプレイスの具体例
サードプレイスは、決して特別な場所の名前ではありません。むしろ、日常の動線の中にひっそりと潜んでいる、ふと立ち寄った瞬間に心が軽くなる居場所がサードプレイスになり得ます。
例えば…
・カフェ
窓際席に座り、朝の光の中コーヒーを片手にゆっくり思考を整える場所。
・公園のベンチ
仕事帰りにひと息つき、風を感じながら気持ちを切り替える瞬間。
・書店の一角
ふと気になった本を開きながら、誰にも急かされない時間が流れる空間。
こうした何気ない居場所が、日常のどこかにあるだけで、心をそっと支えてくれます。

なぜサードプレイスが必要なのか
現代では、日々触れる情報量や選択肢が増え、その分ストレスも見えにくく、複雑な形で積み重なっています。
常に誰かのメッセージが届き、画面の向こうでは情報が途切れることなく流れ続ける。そんな環境が、心の余白を奪いやすくしています。
テクノロジーの進化によって仕事のスピードや質が強く求められるようになり、“失敗できない”というプレッシャーが自分を追い詰めてしまう場面も少なくありません。
リモートワークでは人との距離がつかみにくく、孤独感や状況の見えにくさが不安につながることもあります。
さらには、SNSに並ぶ誰かの充実した日常を見て、心がそっとざわつく瞬間が生まれることもあります。
気づけば頭のどこかがずっと“オン”のままで、休んでいるはずの時間にも心が働き続けてしまいます。
だからこそ、家でも職場でもない場所で、役割も評価も気にせず、ただ“自分のペースに戻れる時間”が必要なのです。
サードプレイスは、疲れた心にそっと呼吸を取り戻してくれる、現代に欠かせない中間地点といえます。

foxx chairと見つけるサードプレイス
サードプレイスは本来、自宅と職場以外の“第三の場所”を指します。
foxx chairは、そんな“自分だけのサードプレイス”を外のどこかに求めるだけでなく、自宅の中にもつくれたらという思いが込められています。
例えば、その日の気分で…
- 陽だまりで読書をする
- デスク以外の場所で仕事や勉強をする
- リビングで家族や友人と過ごす
- バルコニーやテラスでゆったり過ごす
- 時にはチェアを持って外出する
foxx chairと過ごす時間の中で、「ここが自分のサードプレイスだ」と思えるひとときが見つかれば幸いです。

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